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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第32章 心臓■



「ほ…ほんとに…皆の前で?」

「あぁ。」

「わたし…から?」

「あぁ。」

「い、今みたいな…キスを?」

「いいや。」


「?…え?」

「今のよりもっとやべぇやつだ。こういう…」

リヴァイに突然また唇を塞がれた。

リヴァイの舌が荒々しく口内を蹂躙してくる。
後頭部を押さえつけられ、息を吸う暇もないほど何度も何度も角度を変えて深くまで舌を入れられそして絡められる。
時折じゅるりと吸い上げたかと思えば唾液を注がれ、またジュジュっと啜られた。

蕩けるような深く濃厚すぎるキスに、ルーナの体は一気に脱力していく。
その体をリヴァイが支えるとそのままベッドに押し倒した。

「んんん…んぁ…ふっ…んんっ」

キスだけでこんなに体が震え快感に浸れるのはやはり相手がリヴァイだからだろう。

愛し合う口付けがこんなにも自分を痺れさせ幸せにさせるなんて…

今2人は同じ想いに浸っていた。


するするとワンピースのスカートの中にリヴァイの手が入り込んでくる。
太ももを撫でられ、ショーツの上に手が這う。
そこはもう完全に蜜が滲みでていた。

「んっ…」

ヒクンとルーナの体が跳ねると、リヴァイがようやく唇を離した。
口の端から唾液を垂れ流し、月の光で照らされた眼光が潤んで見える。
その熱の篭った目でジィっと見つめられればたちまちルーナの下半身が疼き出しひくひくと体が痙攣し始めた。


「リ…リヴァイ」

「なんだ」

「し、したい…つっ続けて…」


しかしリヴァイは覆いかぶさっていた身体を離し、起き上がってしまった。
ルーナが茫然としたままベッドで固まっていると、リヴァイが冷たく見下ろしながら言った。

「馬鹿言え。今夜はしねぇよ」

「?!…へ?!」

素っ頓狂な声を上げてしまうルーナにリヴァイは無機質な声で言う。

「お前が約束を全部破ったからな」

「そ…そんなぁ…」
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