Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第30章 本物の愛
「やっぱそのままじゃ行かせられないぃ〜!!」
「チッ。お前は一体何がしてぇんだ」
「もっもうちょっとかっこよくない感じにする!まだ時間はあるしっ!ね?」
恐る恐る目を開けるとリヴァイの顔がいつの間にか目と鼻の先にあり、ルーナは息を飲む。
そのまま唇を奪われ舌が荒々しく入り込んできた。
「んっ!ふ・・・ん…んぁあっ!待って!」
「残りの時間はお前とこうしていたい」
眉を顰め懇願するような色気のある顔をされ、ついにルーナはヘナヘナと崩れ落ちそうになりそれをリヴァイが抱え込むと一気にベッドへ押し倒された。
「リ…リヴァイ…だ、だめっ、ほんとにこれ以上は…」
「わかってる。お前を抱く時間はもうない。お前のせいでな。」
そう言ってリヴァイはルーナの首筋をペロリと舐めた。
ルーナの体がビクンと跳ね上がりふるふると痙攣し始める。
「ん…リヴァイは…もっと自分のこと…自覚すべきっ…」
「あ?俺の何をだ」
リヴァイは耳を口に含みながら囁いた。
吐息がふきかかりゾクゾクとした快感が襲ってくる。
「そっそれはリヴァイっがっ…ん…かっこよすぎる…ことっ…」
「ふっ…バカが」
リヴァイの手がルーナの首を撫で、そして頬を撫でるとまたキスが落とされる。
口内を艶かしい音と共に蹂躙されルーナの体の力が抜けていった。
随分と長いことそうして深く濃厚なキスを堪能し、満足気にリヴァイが口を離した頃にはルーナは完全に脱力し虚ろな目で口の端から唾液を垂れ流していた。
「だらしのねぇ面しやがって…俺はもう行くぞ。時間だ。」
リヴァイは今すぐにでも目の前のルーナを抱き潰したい衝動に駆られていたが理性で何とかそれを抑え込むとベッドを降りた。
ルーナも口を拭きながらゆっくり上半身を起こす。
放置プレイをされた気分で内心ムッとする。