Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第30章 本物の愛
ひぃぃ〜と言いながらリヴァイから目を背けるルーナ。
目の前のオールバックのリヴァイがあまりにも素敵すぎて本気で目眩がしていた。
心臓の鼓動がこれでもかと言うほど早くなり、血液が体中を駆け巡るのがわかる。
「ま、待ってリヴァイ!そんなに見つめないでぇ!」
「はぁ?」
「いやぁあ〜!!顔近づけないでぇぇー!!」
バタバタ足踏みしたまま赤い顔を逸らし暴れるルーナの腕を押さえつけ壁に追いやる。
「ひっ・・・」
恐る恐る目の前のリヴァイを見ると、整った顔立ちに上目遣いで自分を睨む切れ長の視線、漆黒の髪がかきあげられ、前に流れている2本の前髪が艶めかしく光っている。
ほっそりとしたタキシード姿も、顔が小さく脚が長いリヴァイには似合いすぎていてもうルーナは爆発寸前だった。
「んわーーーっ!やっぱだめリヴァイ!」
ルーナがリヴァイを押し返そうと力を込めるが、壁に両腕を押さえつけられていてビクともしない。
しかもこのカッコよすぎるリヴァイはまっすぐと自分を見つめたままだ。
これだけでルーナの子宮が疼き出す。
ルーナはその視線から逃れるように下唇を噛みながら目をぎゅっと瞑った。