Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第29章 星の降る夜■
ルーナは朝起きると、やたら身体が気だるいことに気がついた。
妙な汗をかいている気もする。
シャワーを浴びようと服を脱ぎ、浴室の鏡を見た時だった。
「え…なにこれ…」
胸元に3つの鬱血痕がある。
どう見てもこれはキスマークだ。
急いで昨晩のことを思い出す。
確か…夜風に当たろうとベンチで星を見ながら歌を歌って…クラムと話をして…そして手を握られた。
部屋に戻ったあとに、どうしてもそのことを考えてしまって気分が優れず眠れなかった。
いつのまにか頭の中がリヴァイのことでいっぱいになって…
一緒に眠りたいと思ってしまった。
拒絶されたらそれはそれで諦めが着くと思って部屋に…
そこからの記憶が無い。
目の前の痣をもう一度見る。
きっとそのときにリヴァイがつけたんだ。
ということはまた私はリヴァイを…
ルーナは急いでシャワーを浴び、身支度をしたあとリヴァイの部屋へ向かった。