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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第6章 夜会■


黙って聞いていればよくもまぁベラベラと...
馬鹿な男だ。


ラング商会だけでなくワグナー商会にまで。


オリバー家は父親ではなく息子の仕業だったのか。


まだ貴婦人の相手をしなくてはならないエルヴィンにそのことを耳打ちし、先に帰ると言って屋敷を後にした。





帰ってすぐに浴場へ行き、熱いシャワーを浴びる。


肌が赤くなるまで何度も擦った。
落ちて落ちて落ちて.....
何度も呟きながら強く隅々まで身体を擦り続けた。


今夜はどうせ眠れない。


着替えてからそのまま箒を持って、今夜はどこの掃除をしようと呟きながら、あっとひらめき屋上へ向かった。



少し肌寒いけど今日は風もないし、屋上の掃除には絶好の日だ。

屋上の灯りをつけ、箒をふりはじめる。


ふと空を見上げると、いつかリヴァイと見た時のように真ん丸の黄金玉が自分を照らしていた。



「こんなに汚れてしまっている私を照らしても、私は綺麗にはならないよ...」


そう呟くと後ろから肩を叩かれた。
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