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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第27章 諍い


「あの子がこんなことをするわけがないでしょ!何言ってるの!」

「本当のことだ!あいつが昨夜ここへ来たときにこんなタチの悪ぃことをしてったんだよ」

「どうして私以外の女を部屋に入れてんのよ!」

ルーナのその叫びに口を噤んでしまった。
リヴァイの揺れる瞳をルーナは見逃さなかった。

「リヴァイ…ごめん…全て私が悪いから…あなたは気にしなくていい」

「あ?!おいふざけるなよ?てめぇは俺の事よりも仲良しのクソガキのことを信用するってのか?」

「違うよリヴァイ…そういうわけじゃない…今までの私のこと全部振り返ってみても私が悪いの全て。だからあなただって悪くないしメリッサだって悪くない。」

そこまで聞くとリヴァイはついに激昂した。
日ごろの疲れとストレスのせいも相まって我慢の限界だった。

「てめぇはそこまで言ってまでクソガキ共の味方をするんだな。俺とお前のことよりも!そいつらとの関係の方が大事だってのか?」

「だから違っ」

「ならこれはなんだ!」

「っ!!!!ったい!!」

突然リヴァイはルーナのポニーテールを掴みあげた。
グイと後ろに髪が引っ張られ、険しいリヴァイの顔を見上げる形になる。
髪にはクラムからもらった髪紐が光っていた。

「やめっ!!痛い!離してよ!」

「他の男からもらったもんを肌身離さずつける奴があるか?俺の気も知らねぇで野郎共と戯れやがって。てめぇ少しは俺のもんだと自覚しやがれ!」

突然リヴァイによって唇を塞がれる。
髪を後ろに引かれたままで上げられた顔は身動きが取れない。

「んんんーっ!!んっ!…ぐ…んんっ…!」

ドンドンとリヴァイの背中を叩くがその手ももう片方の手で拘束されてしまった。
力が強すぎて髪も痛いし手首も痛い。
激しく口内を蹂躙してくるキスで乱暴に舌を吸い上げられ舌も痛い。
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