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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第26章 4人の影


ルーナはその日1日とても気分が良かった。
あのクラムという少年の無邪気で純粋な笑顔と性格にとても癒されたし、元気なパワーを分けてもらえた。
やはり終始暗い雰囲気の兵士たちを見ていると、自分もそれに吊られてしまう。


しかし、最後にクラムに言われた一言が気になっていた。


「俺ずっとルーナさんに渡さなくてはいけないものを持ってるんです!全然話せる機会がなくて今の今まで持っていて!お時間ありませんか?」


渡さなくてはいけないもの?私に?
一体なんなのだろう?
クラムのことは顔は見た事があった程度で会話をしたのは今回が初めてだ。

とりあえず、訓練が落ち着いた頃に自室へ来てもらうように言っておいた。




ルーナは自分のサインが必要な書類を自室で纏めあげていた。
ペンを走らせながらふと時計を見やると、もう夕方の6時を回っていた。
まだ夕食を摂っていないが、いつクラムが来るかも分からないのでそれまではこうして仕事をしていようと思った。
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