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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第24章 解離■


「あぁ。そんなことはお易い御用だ。」

「それからなるべくルーナには刃物や武器になるようなものは持たせないように。我々も部屋の中のそういった類の物は極力隠すよう努めよう」

エルヴィンの真剣な眼差しに2人は頷いた。
ルーナから取り上げたいつものナイフは未だリヴァイが隠し持っている。
部屋に戻ったらまずそういった類の片付けから始めようと思った。


「ルーナを生かすも殺すも、我々の行動次第だ。
もしもまた、あのような状況に陥った際は...躊躇するな」


全員が注射液に視線を落とした。
ざっと10本は箱に入っているようだ。

これを全部使った頃にはルーナの命は危険極まりない状態かもしれない...
そんな最悪な想像をかき消すように3人は覚悟を決めたように立ち上がった。


ルーナを守れるのはもう自分たち3人しかいない。


各々が、今ルーナのためにできること、やるべきことを考えていた。


絶対に元のルーナに戻したい。

また苦しむことになるかもしれないけど、
それでもルーナには現状を受け入れた状態でいてほしい、と。
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