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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第24章 解離■


「私、兵長にあんなふうに迫ったけど...あのあとあなたの落として行ったラベンダーのお風呂に入って...すごく落ち着きました...癒されました.....」

「そうなんだ...よかった。」

またシンに助けられた。
すごいよ、シン。
あなたのラベンダーはこんなにも皆の心を癒し落ち着かせる。

「私、もうあなたと兵長の間を邪魔するようなことはしませんから。我に返ったんです。私の好きな人は他にいる...って。」

「え?」

サラは少し寂しそうに はにかみながらルーナと向き合った。

「ルーナさん、それ、兵長とお使いくださいね」

「あ、うん。ありがとう...あなたには私もリヴァイも助けられたね」

「いえ。助けているのはいつだってお2人の想い合う気持ちだけですよ」

そう言って離れていくサラの後ろ姿を見て思った。
まだあんなに若いのに、自分たちよりも随分と大人びている。
きっといろんな辛い恋愛を経験してきたんだろう。
じゃないとそんな言葉出てこないよ...

私は恋愛を全くしてこなかったから...
分からないことだらけでシンにもリヴァイにも迷惑ばかりかけて...


ルーナは紙袋の中のたくさんのハーブに視線を落とした。
良い香りが漂っている。
ラベンダーも少し入っている。

少しずつ大切に使っていこう。
だってこんなにある。
あの子のいろんな想いが詰まったハーブが。
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