Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第24章 解離■
ルーナはするりとそれを抜くと、リヴァイの隣に寝転んだ。
2人共荒い呼吸をし続け汗でテラテラと裸体が光っている。
「ばか...お前...」
「ふっ...だい...じょぶ...危険な日じゃ...ないから...それに...」
リヴァイとの子供なら欲しい。
そう耳元でコソッと囁いた。
リヴァイは目を見開いてルーナを凝視した。
目と鼻の先にいるルーナの顔は、薄暗くてもよく見えた。
やっぱり泣きそうな、でもどこか嬉しそうな表情。
「ルーナ...お前...本気か?」
「うん。でも...今の私には許されないよね」
「・・・」
「でもいつか。絶対。ね。」
無邪気に笑って言うルーナに、いてもたってもいられなくなってギュッと抱きしめた。
「う...苦しい...」
それでも構わずに強く強く抱きしめた。これでもかと言うほど強く。
愛おしくて愛おしくてたまらない。
本当にルーナが死んだら自分も確実に死ぬと思った。
もう確信してしまった。
こいつが死んだら俺も死ぬ。
生きていけるわけが無い。
俺は人類最強でもなんでもないんだ。
誰か理解してくれよ
俺はただの、一人の女を愛する一人の男でしかない、と。