• テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第21章 奈落


銃声と住民の叫び声だけが大きく鳴り響く。


ルーナが立体機動を精一杯駆使し、奇襲してくる敵の銃声から逃れつづけた。

何も考えずにただひたすらに。


リヴァイに手一杯な仲間たちを援護しに行くためか、ルーナを追っていた敵たちはリヴァイの逃げていった方向へと飛んで行ってしまった。


路地の影になんとか身を潜めるルーナは自分の身体の至る所に傷があることに気づき、ようやく僅かに冷静さを取り戻した。


しまった...
腕からも脚からも血が流れている...


リヴァイは大丈夫だろうか?


パッとしか見れていないが、恐らく10人以上いるだろう。


エレンとヒストリアも見失った。



ルーナはとにかく今自分に出来ることだけに集中し、ミカサやアルミン、ジャン、コニー、サシャのいる方向をめざした。
/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp