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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第21章 奈落


「エルヴィン...腕...痛むでしょ」

ハンジとコニーが出ていき、部屋はまた更に重苦しい雰囲気になった。


「いや、大丈夫だ。随分髭も伸びきってしまって無様な姿で申し訳ないな」

自嘲気味に笑うエルヴィンを、リヴァイは仏頂面で見ている。



「俺の事よりも、エレンとクリスタ...いやヒストリアはどこにいる?安全な場所に身を置かせないとならないだろう」


「大丈夫だ。お前がそんな状態で可哀想だと思ったから俺がいろいろ決めておいた」


巨人化の能力を持ったエレンはもちろん、その秘密を握るクリスタは実名がヒストリアだということが分かったのだが、
秘密を知られたくない何らかの組織がこの2人を狙っていることは安易に予想がつく。


そこで、新しいリヴァイ班を作り、ルーナも含め何名かの熟練兵士を加えて人里離れた場所に拠点を作ることにした。

それにはシンも入っている。

大半の優秀な兵士を失いすぎた今、シンは必要な熟練兵士だ。
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