第20章 証拠■

風呂からあがり、体をまだ拭いている途中のルーナを抱き上げ一気にベッドに押し倒した。

「ちょ！ちょっとっ！まだ身体濡れてるって！」

ルーナは一瞬の出来事に困惑した様子で叫ぶ。


「俺はもう我慢の限界なんだよ！長い間お前を抱けなかった分を、今夜全て注ぎ込む」

「えぇっ！ちょ...」

ルーナが制止する言葉も聞かずに両頬を掴み、噛み付くようなキスを落とした。

無理矢理唇を割って舌を入り込ませ、ルーナの口の中を激しく蹂躙する。

「んんんー！んんっ...」
ルーナは初めは抵抗してリヴァイの胸を手で叩いていたが、徐々に力を失い、舌を絡めてきた。

2人の熱い舌が激しく絡まり合いどちらの唾液ともわからないものが口元を濡らす。
酸素を求めて口を離したかと思えばまたすぐに塞がれる。

「んんっ...んー！...はっ...はぁあ...はぁ...苦しいって...リヴァ...んっ！」

もうダメだ。
本当に抑制できない。
こうしてずっと口の中を犯し続けていたい。
でも体中を蹂躙したい...抱きたい...

リヴァイはそんな葛藤をしながら何度も角度を変え夢中にルーナにキスをした。

「はぁ...はぁ...はぁ...」

ようやく唇を離すと、本当に苦しそうな顔をして肩で息をし、こちらを見上げるルーナがいた。
その表情がなんとも艶めかしく水滴でてらてらと光るルーナの裸体が荒い息遣いとともに揺れ動く。