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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第20章 証拠■


「ふふっ...会いたかったわリヴァイ。とても久しぶり」

いつもとなんら変わりないアリアを前に、リヴァイは複雑そうな表情を浮かべる。

娼館の中の豪勢な部屋も、いつもとなんら変わりない。


当たり前か・・・


心の中でそう呟きリヴァイはアリアの手を取り、ソファーに座らせた。

「なぜ今夜はベッドじゃないの?」という言葉が返ってくると覚悟していたが、なぜかアリアは黙ってソファーに座る。

向かい側のソファーにリヴァイが腰を下ろす。



「・・・」


リヴァイは黙り、そしてアリアも黙っている。


なにか喋ってくれよ
お前ならいつもそうするだろう

リヴァイは俯きながら心の中で訴えた。


しかしアリアの刺さるような視線だけを感じる。




「アリア...俺、」

「言わないでっ」


突然言葉を遮られ、驚いて顔を上げるとリヴァイは目を見張った。


そこにいるのは涙を流しながら大きな目でこちらを見つめるアリアの姿だった。


「・・・アリア...」

「わかってるから...」

消えそうな震える声を搾り出すアリアに、リヴァイは顔を歪める。


「わかってるから...もう何も言わないで」

アリアが俯くと、涙が床にポタポタと落ちていった。
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