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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第18章 プライド


「もうっ!私あの夜ずっと待ってたんだからっ!」

「だから今日来ただろう...」

先日の夜、リヴァイがアリアの元に来なかったことを咎められ、アリアの頭を撫でながら謝るリヴァイ。

「私を放ったらかしてまで大事な用事だったの?」

「・・・」

押し黙るリヴァイに、アリアはクスクス笑いながら言った。

「冗談よ。別に怒ってなんかないわ。よくあることだもの。」

「ーッ!おいやめろ」

リヴァイの腹筋をなぞるアリアの手を取り体をピクンと仰け反らせた。
アリアはその手をリヴァイの頬に寄せ、リヴァイの唇にそっと口付けした。
ランプの灯りが2人の裸体を艶めかしく照らしている。


「そうそう、今日は久しぶりにまた調査兵のお友達とお喋りしたの。また壁外調査があるんですってね...」

「あぁ。今度のはいつも以上にめんどくせぇやつだ」

「...そう。お友達も生きて帰れるといいけど...」

アリアは心底心配そうな顔をして天井に目を向ける。それにつられてリヴァイも天井を眺めた。


「そういえば今日は相談事もされちゃった。ある人にお礼が言いたいんだけどその人に避けられちゃうんですって」

ピクンとリヴァイが動くのがわかった。
それを横目にアリアは続けた。

「ねぇどうしてだと思う?」

「...知らねぇよ...俺に聞くな」

リヴァイは反対側に寝返り、顔を逸らした。

まさかな・・・そんなはずはない。偶然だ。
リヴァイは顔を顰めながら目を閉じた。
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