Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第13章 男女■
「わああああ!!!ルーーーーナーーー!!!」
廊下でルーナを見つけたハンジがルーナめがけて思いっきり飛び込んできた。
「ハンジ!久しぶりだね!会いたかったよ」
飛びついてきたハンジを強く抱きしめた。
「ルーナに話したいことが山ほどあるんだよ!巨人の...」
「おいクソメガネ!離れろ!」
ハンジの言葉を遮るようにリヴァイはハンジの体を推し剥がした。
「ルーナーーー!!エルヴィンから聞いたよ!」
今度は後ろからナナバがルーナに飛びついてきた。
「今度はてめぇかクソ女、どきやがれ!」
リヴァイが睨みを効かせながらナナバを引き剥がそうとした時、ミケがリヴァイの腕を引いた。
「っ!てめ...」
「まぁ今日くらいは勘弁してやれよリヴァイ。」
ミケがそう言って見る目線の先には、涙を流しながら再会を喜ぶ2人と、2人を抱きながら幸せそうにはしゃぐルーナの姿があった。
「チッ...」
リヴァイは舌打ちしながら3人の様子を見つめ、目を細めた。
ルーナ...本当に戻ったんだな...ここに。
リヴァイの心の中は嬉しさと感動でドクドクと波打っており、そしてルーナのことをとにかく抱き潰したいという欲に駆られていた。