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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第12章 104期訓練兵


リヴァイはウルフに跨り、巨人から逃げるほどのスピードで走った。

ウルフも、向かっている先に誰がいるのか分かるのかスピードを落とすことなく明らかに興奮している様子だった。


仕事はリヴァイ班に押し付けてきてしまったわけだが、リヴァイ班の面々は快く引き受けてくれた。
「早くルーナさんの所へ行ってあげてください」
とまで言って送り出してくれたので、リヴァイは逆に申し訳なくなってしまったくらいだ。



早く会いたい...ルーナ...

姿が見れるだけでもいい

俺に気付かなくてもいい

むしろ気付かれたら俺はルーナに触れたくてたまらなくなる...



リヴァイはエルヴィンの気遣いには感謝していたが、心の中で、ルーナに会ったら何をしてしまうか分からない自分が怖くなり、
気付かれないようにしようかどうしようかと馬を走らせながら心の中でずっと葛藤していた。

けれど、ルーナが見れるというだけで緩める顔を抑えきれずに、とにかく走り続けた。
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