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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第11章 しばしの別れ


それは濃いブルーと薄いブルーの織り交ぜた模様に金色の星のようなラメがキラキラと散りばめられていた。
取っ手は黄金で、カップの内側には花と妖精のような模様がある。
受け皿にも縁に花のような穴があいており、ティースプーンは鍵のような形をしていてキラキラと輝いていた。

まるで宝石みたいだ。
ルーナは目を輝かせて「これかな」と言った。

リヴァイは「だと思ったぜ」と言い、いくつか缶を取ってティーカップと共に購入した。


そのまま店主と3人でテーブルにつき、あれこれ他愛もない話をした。
ルーナはすぐに店主と打ち解けて、すでに常連のように仲良く話をしケラケラ笑いあっている。


リヴァイはそれを見て複雑な思いを胸に紅茶を啜った。


ルーナはすぐに誰とでも打ち解け、相手がどんな奴だろうと心を開かせる能力を持っている。
しかしそれが災いして妙なことに巻き込まれないだろうか...
訓練兵のガキに付きまとわれたり、勘違い野郎に言い寄られたりしなければいいが...


しかしルーナのその明るさと無垢な笑顔にリヴァイは何度も救われていた。
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