Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第2章 潔癖
ルーナが部屋に戻ると、イザベルがいびきをかいて眠っていた。
監視も兼ねて同じ部屋にさせられたわけだが...
「眠れるかな。。」
時折むにゃむにゃ寝言を言いながらいびきを立てているイザベルを見つめながら苦笑いした。
歳の頃は15.6かそこらだろうか?
自分のことを「俺」と言い、リヴァイのことを「兄貴」と慕う。
パサパサした赤髪をクシャクシャかきながら眠るイザベルに、
「なんか妹ができた気分。ふふ」
顔が綻んだ。
しかしその顔はすぐに真剣な眼差しに戻る。
ルーナはイザベルの荷物に手を伸ばした。