Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第10章 勝負■
「よ、よし、そうと決まればもう一度作戦会議だ」
そう言ってハンジはルーナたちを集めまたコソコソと始めた。
「チッ...またか...早くしろよ」
それにしてもなんて自信なんだリヴァイ。
エルヴィンはリヴァイの微動だにしない態度に笑みを浮かべた。
さすが人類最強だな。
こいつがいれば調査兵団の士気も上がり続けるだろう。
リヴァイの班を作るのもいいかもしれないな。
実際、リヴァイに憧れて一層訓練に励む者や入団する者も多くなった。
そんなことをエルヴィンは考えていると、
再度またリヴァイたちが戦闘を開始した。
リヴァイはいつもの如く木刃を逆手に持ち、向かってくる4人に余裕そうに応戦している。
いくらこの4人でもどう考えてもリヴァイに適うようには見えない。
んー・・・
やはり私もリヴァイに打ちのめされるのか...
エルヴィンがこの先の行く末に覚悟を決めたそのとき、
ルーナが思いっきりリヴァイに木刃を突きつけながら飛んで行った。
いつのまにか、リヴァイVSルーナという1:1戦になっていて、周りの歓声が次第に大きくなっていった。