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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第10章 勝負■


4人は構え、視線だけ合わせコクンと頷くと、すごい勢いで一斉にリヴァイに取り掛かっていった。


ハンジは左手、ルーナは左足、ナナバは右足、ミケは木刃を持つ右手をそれぞれ狙っていく。


しかし、ひょいひょいといとも簡単にかわしていくリヴァイ。



「ミケ分隊長行け〜!!!!」
「ナナバ分隊長負けるな〜!!!」
「ハンジ分隊長〜!!!!」
「ルーナさん頑張れ〜!!!!」


うぉぉおおおお〜〜っとたくさんの歓声がそこかしこから上がる。


全力の4人はすでにハァハァと息を切らしている。
リヴァイはというと全く表情を変えずにいつもの冷たい目を貼り付けたまま風のように攻撃をかわしまくっている。
あまりにも余裕そうで、4人は次第にイラついてしまっていた。



「な、なんだこの騒ぎは・・・」

あまりにも外が騒がしく執務作業をしていたエルヴィンは手を止め窓の外を見た。
そのとき、騒がしいノックの音が聞こえたかと思えば敬礼しながら1人の兵士が入ってきた。

「失礼しますっっ!!だ、団長っ!!大変です!リヴァイ兵士長と分隊長の方々が外で喧嘩していますぅ!!」

「なにっ?!?!」


エルヴィンはガタンと立ち上がり急いで外へ走った。

私のせいだ、私がリヴァイをナナバにけしかけてしまった...!
まさか本当にこんな事態になろうとは...!
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