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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第10章 勝負■


何が始まるのかと、他の団員たちも集まってくる。

「おい!精鋭陣が集まって何かをやるみたいだぞ!」
「すげぇ!こんなの滅多に見られないぞ!」


噂が噂を呼び瞬く間に兵団内に広まり、どこかしこから人が集まってきた。
立体機動の訓練をしていた者たちも乗馬をしていた者たちも書類作業をしていたものたちも食事をしていた者たちも...

いつの間にか5人はかなりの数の兵士たちに囲まれていた。




「どうする?やっぱりどう考えてもアイツには太刀打ちできないぞ」
コソコソとミケが神妙な面持ちで話す。

「いやぁ言い出しっぺの私が言うのもなんだけど、リヴァイが人類最強ってことちょっと忘れてた」
ハンジが冷や汗をかきながらポリポリ頭をかく。

「だからやめようって言ったのに...いくら私たちでも何十体の巨人を1人で片付けちゃうリヴァイには...」
ルーナがう〜んと呻きながら言う。

「そんな弱腰でどうする。とりあえずこっちは4人いるわけだ。まずはアイツの四肢をそれぞれ狙っていこう。私はアイツに負けたくないね」
ナナバがニタッと口角をあげながら言う。



「おいてめぇら!いつまで待たせるつもりだ」


「おっ...おっけーだよリヴァイ〜...待たせてごめん」

ハハ...と笑いながらハンジたちがリヴァイと対峙する。


リヴァイは構えるわけでもなくただ突っ立って4人を睨んでいる。
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