Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第10章 勝負■
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ルーナとリヴァイは一緒に浴槽に浸かっていた。
リヴァイが兵士長になってから使い始めたルーナと同じ幹部棟の大きい部屋にはきちんと風呂が備え付けられており、一緒に入るのは今回で4回目だ。
初めの頃はかなり緊張していたが、今はもう二人で入る風呂にもかなりリラックスできている。
リヴァイは自分の片方の太ももにルーナを座らせ抱くような形でルーナの身体に腕を回していた。
ルーナはリヴァイに体をあずけ、あったかい...といいながら目を閉じた。
「ずっとこのままでいられたらいいのに」
石鹸の香りとリヴァイの筋肉に包まれ、うっとりとした表情のルーナが本心を漏らすと、リヴァイはルーナにそっと唇を重ねた。
ゆっくり舌を割入れ、ルーナの舌を絡めとる。
「んん...」
ルーナの吐息が漏れ、どんどん深いキスになっていく。
唾液が口の端から流れ、それを啜るようにリヴァイが彼女の舌を吸った。
「ん...んん...はぁ...あ」
酸素を求めて離れた口から唾液が伸びて2人を繋いでいる。
それを辿るようにまた口を押し付け舌を絡ませる。
「ルーナ...もう...我慢できねぇ...」
気付くとリヴァイの硬くなったそれがルーナの太ももに当たっていた。
「え、ここで?」
そうルーナが聞き返すやいなや、リヴァイはルーナを抱きかかえ、浴槽の端に座らせた。
「あぁ。責任を取れよ、ルーナ。」
「は、なんの…っ」
「さんざん俺を煽り続けている責任だ。」
「なっ?!」
そんなつもりはまるでないのだが。
むしろ逆だろうと思って少しムッとする。
しかしすぐにその表情は崩された。