Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第9章 シガンシナ区墜落■
「わぁあ!みんな大丈夫?!」
ルーナは4人に駆け寄った。
その瞬間、ナナバ、エルヴィン、ハンジ、ミケは、立ち上がることもせずただ茫然とルーナを見つめた。
「え?なに?・・・あ!」
声が出ている。
そんな自分に気付くのに少し時間がかかった。
わー!ルーナ!よかった!本当によかった!
などという皆の歓声に包まれる。
ナナバとハンジがルーナに抱きつき、ミケとエルヴィンが包むようにして皆の肩を抱いた。
「まさかこんな事がキッカケになることもあるのだな」
エルヴィンはそう驚きつつも安堵のため息を吐いている。
「いやぁ嬉しい!本当に嬉しい!
ある意味リヴァイのおかげかな?いや、私のおかげか!」
ナナバがそう言ってリヴァイを見て口角を上げた。
「だが、私とあんたの決着はまだだからな!」
リヴァイは呆気にとられてただ茫然と口を開けている。
ルーナがそれに気付き、「リヴァイも!来てよ!」と言った。
「あ・・・あぁ...」
リヴァイがとぼとぼ近づいてきた。
そしてリヴァイも加えて皆で抱き合った。