Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第63章 Moon【番外編】
「結局バレバレじゃねぇかよ、馬鹿共が。
真っ先にTwitterに上げられんぞ」
「いや私は悪くない!ミケの背格好がデカすぎるから」
「なぜ俺なんだ。お前が認めちまったからだろっ」
「もうお二人共〜!
エルヴィン社長に叱られても僕知りませんからね!」
リヴァイは気がついたように声を上げた。
「おい少し静かにしろ!!!」
シンと一気に静まり返った車内で
またラジオの音が響く。
〜♪
ハンジもミケも目を見開いた。
「え…こ、これって…」
「…つ、ついにか…?」
「あぁ…ついに見つけたぞ…ルーナ…」
その言葉に、モブリットも目を丸くする。
「マジですか?これっ…え…
確か海外のアーティストだってさっきラジオで…」
「こりゃあエルヴィンの野郎を使うしかねぇな…」
リヴァイはすぐさまエルヴィンにメールをした。
ついにここまで来た…
その手を掴めるのは、きっともうすぐそこだ。
ハンジは興奮を隠せないといった様子で雄叫びを上げており、そしてミケはすぐさま検索をかけまくり始めた。