• テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第61章 心臓を捧げよ


エレンが出した大量の巨人たち、
過去の9つの巨人たちとの戦闘は凄まじかった。


ルーナは圧倒的な俊敏さと強さで
何度も皆を庇ったが、さすがに徐々にボロボロになっていた。



「はぁ…はぁ…っう゛…っ…」


「「ルーナさんっ!!!」」

「大丈夫っ…!
私のことは気にしない、でっ…!」


なんとか攻撃を避けながら、
一人一人にひたすら視線を走らせ、
庇うことだけに尽力していた。


今までの10数年間、何度もこうして過去の仲間たちに救われてきたんだ。
ハンジもやり遂げた。


私があの時した覚悟は、
この覚悟だった。



だから最期まで…



やりとげる!



たとえ死んでも。









途中でアルミンが飲み込まれた。


ユミルの道の中で、ジークとアルミンが出会う。


「種を存続させることが、君にとって、そんなに大事なことなのか?今起きていることは、恐怖に支配された生命の惨状と言える。全く無意味な生命活動がもたらした恐怖のな…」

「仲間が戦ってるんです!!
今ならまだ多くの人々を恐怖から救えるから!!
恐怖と闘っているんです!!!」

「…なぜ負けちゃダメなんだ?
生きているということは…いずれ死ぬということだろ?」

「・・・」

「…案外、事切れる前はほっとするのかもな。
なんの意味があるのかもわからず、ただ増えるためだけに…踊らされる日々を終えて…
これで自由になったって……」
/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp