Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第55章 マーレ-レベリオ強襲撃
「私はひとまずハンジとリヴァイたちの方へ行く。何かあったら呼んでね」
「了解です!」
ルーナが踵を返すと、レオン、ブルーノ、ロジーネが飛びついてきた。
「やったよやったよルーナ!」
「今日の俺らの初戦闘すごかったろ?」
「うん。すごかった。よくやったね!」
3人は嬉しそうな顔をする。
あんな乱戦の中を無傷で帰ってきた3人に本当に胸を撫で下ろした。
それと同時に、心の底から誇りに思った。
「でも喜ぶのはまだ早いよ。勝負はこれからだからね。きっとこれから、私たちの島へたくさんの敵が押し寄せてくるはず…ジークとエレンの力でそうならなければそれに越したことはないけれど、いつ何が起きるか分からないから気を抜かないこと。」
その言葉には、さすがにこの場で歓声を上げていた誰もに緊張感が走る。
その空気をそのままに、ルーナはリヴァイたちの部屋の方へ行ってしまった。
「ルーナさん…本当に変わったよな…」
「でもあの人はいつも間違ったことは言わねぇよ…」
「私は褒められちゃいましたけどぉ」
ジャン、コニー、サシャは複雑そうな顔をしたが、それでも自分たちが生き残れたことの嬉しさを噛み締めるように抱き合った。