第5章 現代3
「みおさんは銀さんの幼馴染だったんですね!」
「まぁ一応ね。」
「一応ってなんだよ」
万事屋に着き、談笑していた。
「じゃあみおは銀ちゃんのちっちゃい時から知ってるアルか!?」
「んー、正確に小さい時っていう訳じゃないけど知ってるよ。」
「俺も後から来たしな…」
凄く懐かしい感覚がした。
容姿こそは大人になったが、少し昔の雰囲気を残したままで、ましてや声や喋り方は昔と変わっていなかった。
「そういえば、みおは何歳アルか?」
「えっと…今年の誕生日で24になるよ。」
ブフォッ
「銀ちゃん汚いアル」
まて。こいつ俺より年下だったのか…!?
あんなに松下村塾時代おねーさんぶってたこいつが?!
あの時は俺と同じくらいか下手したら俺より身長あったこいつが?!
「おい…鯖読んでねぇか…?」
「なんで20代で鯖なんか読まなきゃいけないのよ。読んでないわ。」
「そうネ。いくらみおが大人っぽく見えててもレディには失礼アル。」