• テキストサイズ

皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第19章 溺愛 【ドンキホーテ・ドフラミンゴside】


ナツキは18歳で顔もかなり可愛い。スタイルはまともな飯を食べていなかったのか痩せている。


「あ、あのね…街に行きたいの…。」

ドフラミンゴ「フフフッ…あぁ、行くか。」

「ほんとに!?やった!」


可愛い。さっきまでのイライラはどこかへ消えた。他の奴らもだいたいわかっているらしく、俺の機嫌が悪い時はよくナツキを連れてくる。

でも1つ…気をつけなければならない事がある。


*


「はぁっ…はぁ…はぁ…っあ…やっ…ごめんなさいっ…!!ごめんなさいっ…!!」


手首と首を掴むこと。


鎖で繋がれていたことを思い出すのか、震えあがりその場にうずくまってしまう。ここに来たばかりの頃は夜中にもそれが起こった。


ドフラミンゴ「ナツキ。」

「…?何ー?」

ドフラミンゴ「はぐれると良くねぇから、手でも繋ぐか?」

「!…うん!」


手首ではなく手ならいい。そして一言声をかけた方が余計に良い。
/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp