皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第19章 溺愛 【ドンキホーテ・ドフラミンゴside】
ドフラミンゴ「…」
今日もつまらない資料達に目を通す。そして仕事でミスした部下をその場で殺す。
部下A「ドフラミンゴ様がイライラしてるぞ…。」
部下B「あ、あぁ、ミスは絶対に許されない…。」
ドフラミンゴ「…チッ…。」
コソコソと話している声が耳に入る。なぜか今日はミスをする部下が多く、あのトレーボルでさえミスをした。イライラは限界に近い。
ドフラミンゴ「はぁ…。」
ため息を吐いた瞬間、部屋のドアがノックされた。
ドフラミンゴ「…」
腹の虫の居所が悪い。返事はしない。
「ど、ドフィ。」
ドアを開けて入ってきたのはナツキだった。
ドフラミンゴ「!…フフフフッ…どうした?」
ナツキはシャボンディー諸島のヒューマンショップで買った奴隷。今は奴隷などではなくウチのファミリーとして一緒に暮らしている。ここに来てから1ヶ月が経過している。