皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第19章 溺愛 【ドンキホーテ・ドフラミンゴside】
怯える姿も笑っている姿も……何をしていても可愛くて愛おしい。
*
それからナツキが20歳になった2年後。
「ドフィ…。」
ドフラミンゴ「ん?どうした?」
「…昨日…女の人といたでしょ……誰?」
ドフラミンゴ「あぁ、取引先の女だ。」
「…」
ドフラミンゴ「フフフフッ…。」
頬を膨らませ、わかりやすくヤキモチを妬くナツキ。
「ドフィ…好き。」
ドフラミンゴ「あぁ…俺も、愛してる。」
そう言い、ナツキを抱き上げた。
ドフラミンゴ「なぁ、ナツキ。」
「…何?」
ドフラミンゴ「俺と結婚するか?」
「!……結婚…?」
ドフラミンゴ「あぁ。」
「……やだ。だって付き合ってないもん…。」
ドフラミンゴ「フフフフッ…そうか。それじゃあ、付き合ってから結婚するか?」
「!…する。」
ドフラミンゴ「フフフフッ…。」
溺愛 Fin