皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第14章 猫さんは追いかけられたい 【ロブ・ルッチ】
ジャブラ「ははははっ!!なるほどなぁ!?」
「…?」
皆、なぜルッチがこんなに不機嫌なのか、わかったらしい。
スパンダム「な、なんだぁ?」
私とこの人を除いては……。
「か、カリファ…?ど、どういうこと…?」
カリファ「いつも通りにしなさいってこと。」
「い…つも通り……。」
私はルッチに視線を向けた。彼は腕を組んで目を瞑っていた。
「…」(お…怒ってる…?)
スパンダム「きょ、今日はもう解散だ!!」
スパンダムがそう言い、部屋を出て行った。
カク「…さ、わしは街に行ってくる。」
カリファ「私も。」
フクロウ「チャパパ~。」
3人が部屋を出ようとした中、ジャブラが私の肩に手をまわした。
ジャブラ「おう、飯でも行くか?」
「!…お肉?」
ジャブラ「おう!」
「行く!」(けど…ルッチも気になる…。)
ジャブラ「よ~し!じゃあ早速…」
ジャブラが1歩、脚を前に出した時だった。
ルッチ「嵐脚。」