• テキストサイズ

皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第14章 猫さんは追いかけられたい 【ロブ・ルッチ】


カリファ「あんまりしつこいと、嫌われるわよ。」

「!?…」


とある休日。今日はすることもなかったため、カリファとお茶会をしていた。アイスバーグさんも出かけているらしく、カリファも暇で話をしていた。



「き…きら……われる…?」

カリファ「えぇ。男は追いかけたくなる生き物よ?」

「…で、でも…離れたくないぃ~!!」

カリファ「だから、ナツキには無理ね。」

「…で…出来るもん……やってやりますとも!!」

カリファ「!…ふふっ……何日もつかしら。」



*



その日からガレーラカンパニーで仕事をするときも、会議で集まるときも、極力彼を避けた。本当は追いかけたい気持ちでいっぱいなのだが……。



"あんまりしつこいと、嫌われるわよ"
"男は追いかけたくなる生き物よ?"



「…」(いや…まず私なんかが追いかけられる人間になれるわけなくない…?)



ボーっと考えていると、いつの間にか会議が終わっていた。



カク「のうナツキ…最近どうしたんじゃ?」



隣に座っていたカクがコソコソと私の耳元で話し始めた。
/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp