皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第13章 我慢 【ドンキホーテ・ドフラミンゴ】
「私さ、凄い我慢したよ。ドフィが私に構ってくれなくても、他の女の人と遊んで、他の女の人抱いても……でももう限界だよ。彼女ってそんなに軽い存在だったんだね。失望した。」
ドフラミンゴ「…何…言ってんだ…。」
「…重いって思われたくないからさ。終わりにしよう。今までありがとう。ファミリーも抜けるね。」
ニコリと笑みを浮かべ、私は振り向いてドアノブに手を掛けた。
ドフラミンゴ「おい、待て。」
「…さようなら。」
ドフラミンゴ「待てと言っている。」
「!…」
体が勝手に動いた。私はまた振り向き、ドフィの方へ歩きだした。
女1「ね~え!構って?もういいでしょ?」
女2「そうよ~!また出かけましょ~?」
ドフラミンゴ「黙れ。」
すると両隣にいた女の人が血を出して倒れた。
「!…」
すぐにわかった。ドフィの能力で殺されたのだと…。
「っ…。」
ドフィの前で止まる体。
ドフラミンゴ「誰が別れてやるなんて言ったよ。フフフフッ…逃がさねぇぞ?ナツキ。」