皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第11章 寵愛 【ロブ・ルッチ】
ルッチ「お前はここにいろ、部屋から1歩も出るな。」
彼は私を抱き上げ、立たせてくれた。
「!…は…はい…。」
こういう場で…私は何もできない。
海賊A「がはっ!!」
海賊B「コイツ…CP0の!」
海賊C「クソッ!!」
彼が部屋の外に出てから、海賊達の声が大きくなった。
「…」(大丈夫…かな…。)
すると、いきなりドアが開き、海賊が1人、部屋に入ってきた。
海賊A「へぇ…こんなところに女がいるとはなぁ~?」
「!…っぁ…。」
その海賊は私に近づいてきて、首を掴みそのまま上に持ち上げた。
「っ…!」(苦し…っ…。)
海賊A「さすが女だなぁ~?なんにも出来ねぇ。海軍もなんでこんな女を。このまま…殺さずに体だけ使うっていうのもアリかぁ~?」
「!…」
海賊は気が変わったのか、私を離し今度はズボンのベルトに手を掛けた。
「っ…!」
震えながらもこの部屋から出ようとした。でも……
「!…」
*
ルッチ「お前はここにいろ、部屋から1歩も出るな。」
*
「っ…。」(どう…しよ…。)