• テキストサイズ

皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第9章 猛獣の彼女 【ロブ・ルッチ】


*


カク「ナツキ、すまない。ちょっとあっちを手伝ってくれんかのう?」

「あ…うん。」



基本的になんでも出来るし、力は他の人達と比べたら無いけれど、それなりの技術を持っている為、色んな人から頼られることが多い。



カク「あっちに設計図のコピーがあるんじゃ。それを見ながらちょっとこの部分を見てほしい。」

「わかった。」



とりあえず設計図を取りに、体の向きを変え、振り向いた時だった。



海賊お頭「痛ぇじゃねぇか。」

「!…す、すみません…。」



見た感じ、海賊の人だった。基本的に作業をしている最中、ガレーラの人達以外、ここに入ることはないから、驚いてしまった。


海賊お頭「おいおい!謝って済むことじゃねぇぞ!!」

「…え…。」(ただぶつかっただけなのに…。)

海賊A「お頭の機嫌を損ねたんだぜ?」

海賊B「ははははっ!!可哀想なお嬢ちゃんだなぁ!!」

海賊お頭「安心しろ、一発殴るだけで許してやるからよぉ!!」

「え…。」



反応に遅れてしまった。気づいた時には顔に衝撃をくらい、体が吹き飛んだ。



「っ…。」

カク「おいおい、なんの騒ぎじゃ。」

パウリ―「おい!女を殴るなんて…。」

海賊A「ははははっ!!お頭にぶつかるから悪いんだよ!!」

海賊お頭「ははははははっ!!!」
/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp