皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第56章 約束 【シャンクス】
「え、え?待ってよ!なんで!ほ、ほら、洗濯とか誰がするの!?私、ここにいちゃダメなの!?」
焦ってどんどん声が大きくなる。わいわい騒いでいたクルー達の話し声も小さくなっていき、視線は私達へ集まった。
「ねぇシャンクス!結婚の約束は覚えてなくて、船下ろすことは…覚えてたの…?」
シャンクス「…」
「っ…嫌…だよ…。おりたくない…。」
シャンクス「もう決めていたことなんだ、わかってくれ。」
私のそばに来て、頭を撫でられた。
「……わかった。」