皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第49章 愛が重たい 【ロブ・ルッチ】
「!…ルッチ…!ど、どこ行くの!」
ルッチ「…」
彼は何も言わず、路地裏に私を連れ込むと無理やり唇を押し付けてきた。
「んっ…ぅ…!」
ルッチ「チュッ…んっ…チュッ…。」
「んんっ…!」(苦し…っ…。)
ドンドン…と彼の胸を叩くも、びくともしない。
「んっ!」
耐えきれなくなり、彼の舌に噛み付いた。
ルッチ「っ…。」
「はぁ…はぁ…はぁ…何…ほんとに…っ…はぁ…苦しいっ…だけど…?」
ルッチ「…あなたが悪いんです。」
「!…はぁ?」
ルッチ「…私は、あなたを愛しています。」
「!?…」
ルッチ「…あなたが欲しくてたまらない。」
そう言い、私の頬を手で触れ、親指の腹で撫でた。