皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第45章 悪夢を見なくなった理由 【サボ】
だいたい見る悪夢は1つ。家族が出てきて、私に暴言を吐く。周りの人達の顔には黒いモヤがかかっており、顔は見えない。でも声は聞こえる。どの声も、私を罵倒する言葉ばかり。
「…」
ようやく家族の元から離れられた。彼が私を助けてくれたから。でも、彼がいないと生きていけない…依存してしまっている…。
「…ダメだ…。」
彼の重荷にはなりたくない。
*
コアラ「おかえり〜!サボ君!」
ハック「お疲れ。」
サボ「おう!ただいま!ナツキは!?」
コアラ「もう、その前にドラゴンさんに報告しないとでしょ?」
サボ「あ、そうだった!行ってくる。」
次の日、サボが任務から帰ってきた。