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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第39章 あなたのことだけ 【サボside】


幹部達に事情を聞くと、拳銃で3発撃たれたらしい。敵は全員倒したらしいが、ナツキだけ大怪我を負って帰ってきた。


幹部C「俺達がもっと周りを見れていたら…ナツキさんは…。」

幹部B「ほんとにすみません……総長……。」

サボ「…いや、いい。全員戻ってくれ。」


俺がそう言うと、幹部達は申し訳なさそうに部屋を出ていった。部屋には俺とナツキの2人だけになった。


サボ「っ…。」(俺が、一緒に任務に向かっていれば……。)


命に別状がなくて良かった。でも、もし銃弾が心臓に当たっていたら……死んでいたかもしれない。


サボ「っ…ナツキ……。」


もう、大切な奴をこれ以上失いたくはない。
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