皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第39章 あなたのことだけ 【サボside】
付き合ってはいない。でも誰にも取られたくないし傷つけられたくない。
サボ「…」(知らない間に、俺の方が好きになっちまったよな〜。)
彼女を見つめながらそんなことを思った。
「サボ?そろそろ部屋戻らないと。」
サボ「んー、戻りたくねぇ。」
「子供じゃないんだから。」
サボ「なぁ、俺のこと好きか?」
「うん?好きだよ?」
サボ「へへっ!俺もだ!」
「!……ばか……//////」
顔が真っ赤になり照れる彼女。たまらなく可愛い。
*
そんなある日の事だった。今日は俺とコアラとドラゴンさん、ハック達と幹部が集まって会議を行う日だった。ナツキは6人の幹部を引き連れて任務に向かっていた。