皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第37章 喧嘩 【ユースタス・キャプテンキッド】
「なんで?」
キッド「迷子になんだろが、それに海兵だってうろついてるかもしれねぇ。」
「だから大丈夫だって!」
キッド「調子にのんな、まだお前は全然弱ぇ。もうちょいで終わるから待ってろ。」
「……大丈夫だってば!キッドは心配しすぎ!キッドだって大将来たら倒せないくせに!ここに来てもう1年も経ってて何も起こってないから大丈夫だよ!」
キッド「あ!?俺の言うことが聞けねぇってのか!?」
机を叩いてこちらを睨みつけるキッド。
「そ、そうじゃ……ないけど…でも…もっと自由にしてくれたっていいじゃん!キッドは過保護すぎる!!」
キッド「……あぁ、そうかよ。なら勝手にしろ。街にでもどこにでも行きやがれ。その代わり、迷子になろうが海軍に捕まろうが知らねぇからな。」
そう言い、また作業に戻ってしまった。