皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第35章 毎朝恒例 【トラファルガー・ロー】
ロー「ん……まだ眠ぃ…寝かせろ……。」
「ダメです。皆待ってるんで。ご飯食べに行きましょう?」
ロー「んー……うるせぇ……。」
「!?…」
キャプテンが布団から右手を出した。
「っ…。」(バラバラにされる……?)
ロー「…」
「わっ!?」
けれど想像してたこととは全く予想外のことが起きた。腕を掴まれ、ベッドに引き寄せられた。
「あ、危ないですって……。」
体勢を崩して、キャプテンのベッドに寝転がる形になってしまった。
ロー「うるせぇ……寝ろ……。」
「ね、寝ちゃダメなんですって…。」
ロー「昨日……あんま寝れてねぇだろ……。」
「!……な、なんで知ってるんですか…。」
実は昨日、街で買った小説が面白くて夜更かしをしてしまった。そして気づけば朝の5時になっていたので2時間くらいしか寝れなかった。