皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第35章 毎朝恒例 【トラファルガー・ロー】
「…」(ぐっすり寝てる……。)
いつも朝の9時に起こす。
「…」(光が差すところには全部遮光カーテン付いてるし……。)
キャプテンの部屋は電気を付けないと真っ暗。
「…」(バラされませんように…。)
そう祈って優しくキャプテンの体を揺する。「バラされませんように。」と願っても、実際私はバラされたことがない。でもシャチやペンギンがバラされているのを見るとちょっと恐怖を感じる。ちなみにベポもバラされたことはない。
「キャプテン…朝です。起きてください。」
普段よりも小声で、なるべく優しく、負担をかけないように起こす。
ロー「ん……っ…誰だ……。」
「ナツキです。」(機嫌悪い……。)