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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第34章 ブランデー 【ロブ・ルッチside】


「そういえば聞いたよ!任務、3個も1人でこなしたんだって?凄いね!」

ルッチ「別に……普通のことです。」

ブルーノ「閉めの作業をしてくる。」

ルッチ「あぁ。」


他に客はおらず、もう俺達が帰ったら酒場は閉めるらしい。ブルーノは裏へ行った。


「……それ美味しい?」

ルッチ「えぇ。飲んでみますか?」

「いや、いらない。」


相変わらず、オレンジジュースを飲んでいる彼女。


ルッチ「…」


少しちょっかいをかけたくなり、彼女の肩を軽く叩いた。


「ん?……んんっ……!?」

ルッチ「んっ……。」


口移しでブランデーを彼女の小さな口に流し込んだ。


「んぅ……っ……ぐっ……。」

ルッチ「フッ…。」(可愛い……。)

「ゲボッ!ゲホッ!ん……なんか苦い…え、わかんない……変……口の中ぁ……っ……。」


涙目で少し舌を出している彼女。
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