皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第34章 ブランデー 【ロブ・ルッチside】
「ねぇ…口が…変……ちゃんと取って…?」
涙目でこちらを見つめてくる彼女。ゾクリと背筋に震えが走る。
ルッチ「フッ……はい。」
俺は彼女にまたキスをした。今度は、ブランデーの味が全部消えるくらい……舌を絡ませて……。
「んっ……チュッ……んんっ……。」
ルッチ「チュッ……クチュッ……んっ……。」
俺にだけしか見せないこの表情がたまらなくそそる。
ルッチ「んっ……。」(俺だけの……総監……。)
「る……ちっ……苦し…ぃ……っ……。」
トントンと胸を叩かれた。
「はぁ…はぁ……。」
肩で息をする彼女。
ルッチ「愛しています。」
「!…き、気安くそういうこと言わない方がいいって……。」
顔を赤らめる彼女。
ルッチ「…」(可愛すぎる……。)
きっと俺は、この先も彼女にずっと……尽くしていくのだろう。
ブランデー Fin