• テキストサイズ

皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第33章 鈍感 【ユースタス・キャプテンキッド】


*

そして今に至る。ここはきっと、私を攫った海賊達の船の上だろう。街に食料の調達に行くところだったため、でんでん虫をポケットにしまっておいた。そのでんでん虫も彼らの手に……。


海賊A「お前、あの最悪の世代、キャプテンキッドのクルーなんだろ?きっと、かなりのお宝を抱えているに違いねぇ。お前を囮にして…」

「…」(なるほど……。)


ゴチャゴチャ何かを話している彼ら。私を囮にして船長達からお宝を盗もう。という考えらしい。


でんでん虫「プルプルプルプルプル……」

海賊A「おっ!さっそくかかってきやがった。」


1人の海賊が受話器をとった。


キッド「おい!ナツキ!どこ行きやがった!!勝手に街うろついてんじゃねぇだろうな!?」


船長の怒号。かなりお怒りらしい。戦闘が全く出来ない私は、必ずクルーの誰かと行動しなければいけない。という約束を船に乗る前にさせられた。船の上以外では1人行動は禁止。
/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp