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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第32章 酔っ払い 【ロロノア・ゾロ】


「…」


とはいえ、無理するのは良くないので自分のペースで飲む。


ゾロ「おいクソコック!酒が足りねぇ!!」

サンジ「テメェで取り来いクソマリモ!!」

ゾロ「チッ…。」


大人しくお酒を取りに行くゾロ。そしてきちんと隣に戻ってくる。


「……それ、飲んでみたい。」

ゾロ「やめとけ、辛口だし度数が高ぇ。」

「…」

ゾロ「……あぁ!んな目で見んな!……ちょっとだけだぞ?」

「!…やった!ありがと!」


重たい瓶を受け取り、口にお酒を運ぶ。


「っ…!」(まずい…。)

ゾロ「バカ、だから言ったろ?」


ゾロに返すと、平然と口を付けてそれを飲んだ。


「…」(なんでこんなの飲めるの……。)


口が苦くて……よくわからない。
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