皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第21章 好意の的 【海軍】
ガープ「しかし珍しいのう、パーティーに参加するなんて。」
「母が出ろってうるさくて…。」
センゴク「やはり…。」
「…」
センゴク「まぁ、無理しちゃいかんぞ。」
「ありがとうございます。」
私は微笑み、お辞儀をして別の場所へ移動した。
「…」
それにしても、色んな人がいるんだなぁ。としみじみ思う。葉巻を吸っている人やその人のそばで何をしたらいいかわからなくて困っている女性。ガープさんと喋っているおつるさん。ピンク色の綺麗な髪にタバコを咥えているスタイル抜群のお姉さん。同じくピンク色の髪にソワソワしている男性。クマさんもいる。
?「ん〜?可愛い子がいるねぇ〜。」
「!…」
?「これは〜…可愛らしいお嬢さんだねぇ〜。」
「…からかわないでください、ボルサリーノさん。」
ボルサリーノ「ごめんよぉ〜?」
唯一、海軍大将の中で知り合いのボルサリーノさん。前に小さい子供が私にぶつかってきた時に島に来た大将。その時に知り合い、今でもたまに会っている。