皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第21章 好意の的 【海軍】
クザン「え〜と、天竜人様様は」
「ナツキです。」
クザン「あ〜……えっと、ナツキ…様は」
「呼び捨てでいいです。」
クザン「ちょっとちょっと、話せないじゃないの。」
「ふふっ…ごめんなさい。」
クザン「えと、ナツキは、去年見なかったよな?ずっと来てなかったのか?」
「…苦手なんです、人多いのとか…。」
クザン「へぇ〜、珍しい天竜人もいたもんだな。」
海軍大将、ということは、彼はずっとこのパーティーに参加していた。ということになる。
クザン「でもさ」
?「おいクザン、何しちょる。」
「!…」
クザン「げっ…。」
サカズキ「ふん…天竜人。」
「…この人は…?」
隣に立っているクザンさんに聞くと、少し嫌そうな表情を浮かべながら話してくれた。
クザン「俺と同じ海軍大将、赤犬こと、サカズキ。あ〜、こちらはナツキ。敬語使われるの嫌なんだってさ。」
サカズキ「ほう…。」